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Minoru Matsushima,Business producer working for RSS Advertising Inc.


by minorutominoro

ネットサービスのローカライゼーションとグローバルなフィードバックがパブリシティに

現在話題のGoogleの「ストリートビュー」。結構これはすごい!と、感動モノのサービスではありますが、日本人の国土の狭さと人口密度・パーソナルスペースの感覚の問題から、いろいろなところで気持ち悪い発言が。

そんな中、そのことに言及した樋口理さんのブログ・「Google の中の人への手紙」が英訳され海外でいろいろな反響を受けている様です。

ストリートビュー批判の「Google の中の人への手紙」の海外での反響
http://d.hatena.ne.jp/essa/20080811/p1

アメリカから日本へローカライゼーション化されたサービスのローカルなリアクションが、またグローバルな形でフィードバックされる、というのはとてもよい事だと思います。

Googleアメリカの人とかはこの記事を見て、何かリアクションをするのでしょうか。

この論争自体にそこまで興味があるわけでもないのですが、色々物議を醸し出している事自体に、すごい興味がわきます。
気づいてないかもしれませんが、ネットサービスをリリースして、ここまで色々な注目を受けて、コスト0で広がっていく会社もないなぁ。
中の人はそもそもこの様なリアクションも想定済みで、バイラルで広がっていけばよいやー
というかんじなのでしょうか。

Yahoo!でもサイト内に広告バナーをつくってユーザーの対流をよくしたりとしていますが、Googleにはほとんどそれがない。最低限のユーザー導線しかないのに、ものすごい勢いで
認知されていく。

参考までにGoogleTrendで見ると、転職(月間150万回)の検索回数と比較すると4倍程度あります。


ネットサービスのローカライゼーションとグローバルなフィードバックがパブリシティに_c0169625_22391523.jpg

ネットサービスでは話題になるということは必ずしもよい方向だけにはいかない。
賛否両論あるということはそれなりに語ることがたくさんある、ということ。

この論争の盛り上がりを見ると、そんな部分を考えてしまいます。
いい、悪い、は主観の問題。主観が分かれるサービスは盛り上がるのでしょうか。
ニコニコ動画も、YouTubeも、著作権の事なので取り上げられることも多かったですね。
問題をもったままリリースする、という事もまた重要なのか。

ストリートビューについては、今後も動向をチェックできればと思います。
by minorutominoro | 2008-08-12 22:34 | Marketing